宇部商業高校では、教室での学びを「実際の社会」とつなげる実践的な取り組みを行っています。
企画立案から制作、広報までを生徒自身が担い、「誰に、何を、どのように伝えるか」を考えながら、地域や企業と関わるプロジェクトを展開しています。
本ページでは、そうした学びの中から生まれた制作物や取り組みを紹介します。
一つひとつの作品には、生徒の試行錯誤や発想、そして“伝える力”が込められています。
宇部商での学びがどのように形となり、社会とつながっているのか。
その一端を、ぜひご覧ください。
本作品は、本校「総合実践」授業における広報部署の生徒が制作した、「宇部商コレクション」の広報チラシです。
イベントの魅力や見どころを効果的に伝えるため、ターゲット設定から情報整理、キャッチコピーの作成、レイアウト設計に至るまで、生徒自身が主体となって取り組みました。限られた紙面の中で、視認性と訴求力を高める工夫を重ね、来場者の関心を引きつけるデザインを目指しています。
制作過程では、単に情報を並べるのではなく、「誰に、何を、どのように伝えるか」を意識し、実践的な広報視点を養いました。また、チームでの役割分担や意見交換を通して、協働する力や表現力の向上にもつながっています。
本作品は、実社会に近い環境の中で培った企画力・デザイン力を形にした、生徒の主体的な学びの成果です。
宇部商コレクションとは
宇部商コレクションは、生徒が商品を仕入れ、販売までを行う実践型の販売イベントです。
市場調査やターゲット設定をもとに商品を選定し、価格設定や売り場づくり、広報活動までを自分たちの手で行います。実際のお客様と向き合いながら、「どうすれば手に取ってもらえるか」「どうすれば価値が伝わるか」を考え、試行錯誤を重ねていきます。
仕入れから販売、振り返りまでの一連の流れを経験することで、ビジネスの基礎だけでなく、課題解決力や主体性、チームで取り組む力を育むことを目的としています。
宇部商コレクションは、学びを“実際の商い”として体験する、宇部商ならではの取り組みです。
本作品は、プログラミング学習ツール「Scratch」を活用し、生徒が制作したゲーム型コンテンツです。
ユーザーの操作に応じてキャラクターや画面が変化するインタラクティブな構成となっており、遊びながら楽しめる作品を目指して設計されています。
Scratchでは、スプライト(キャラクター)や動き、判定処理などを組み合わせることで、ゲームとして成立する仕組みを構築しています。
制作にあたっては、操作の分かりやすさやゲームのテンポ、視覚的な分かりやすさを意識し、「誰でも直感的に楽しめること」を重視しました。また、試行錯誤を重ねながら改善を行うことで、論理的思考力や課題解決力の向上にもつながっています。
本作品は、プログラミングと表現を融合させ、“楽しさ”と“学び”を両立させた生徒の実践的な取り組みです。
本作品は、プログラミング学習ツール 「Scratch」 を活用し、生徒が制作したクイズ型コンテンツです。
アニメキャラクターを「マイクラ風」のドットデザインにアレンジし、その特徴からキャラクターを当てるクイズとして構成しています。親しみやすいビジュアルとゲーム性を取り入れることで、楽しみながら参加できる作品を目指しました。
制作にあたっては、キャラクターの特徴をどこまで簡略化して表現できるかを工夫するとともに、操作性やテンポにも配慮し、直感的に楽しめる設計を意識しています。Scratchではキャラクター(スプライト)や動き、判定などをプログラムとして組み合わせて作品を構築しており、論理的思考力や表現力の向上にもつながっています。
本作品は、デザインとプログラミングを組み合わせ、「楽しさ」と「学び」を両立させた生徒の創造的な取り組みです。
宇部市・ときわ公園にて開催される体験型イベント
「リアル謎解きゲーム 彫刻ヒーロー2」は、本校生徒が企画・制作を手がけたプロジェクトです。
本企画は今年で5回目を迎え、これまでに延べ9,000人以上が参加した人気イベントへと成長しました。来場者は園内に点在する彫刻作品を巡りながら謎を解き進めることで、自然とアートに触れ、新たな視点で公園を楽しむことができます。
制作にあたっては、ストーリー設計、問題制作、ビジュアルデザイン、導線設計までを生徒主体で行い、「誰に・どのように楽しんでもらうか」を考えながら試行錯誤を重ねました。エンターテインメント性と地域資源の魅力発信を両立させた点が、本企画の大きな特徴です。
また、厚南小学校との連携により、イベントに合わせたオリジナルスイーツの開発にも取り組みました。地域との協働を通じて、企画力だけでなくコミュニケーション力や実践力の向上にもつながっています。
本作品は、学びを実社会へとつなげる本校の教育活動の一例として、生徒一人ひとりの主体性と創造力が形となった取り組みです。
宇部商業高校と厚南小学校のみなさんによる、地域連携プロジェクトの一環として、リアル謎解きゲーム『彫刻ヒーロー2』に合わせたオフィシャルコラボスイーツの企画・開発をサポートしました。
本プロジェクトでは、宇部商業高校 商業研究部の生徒のみなさんと、厚南小学校のみなさんがアイデアを出し合い、「宇部らしさ」と「イベントの楽しさ」をテーマに商品企画を実施。地元店舗のみなさまのご協力のもと、イベント期間限定のオリジナルスイーツとして商品化されました。
完成したのは、地元・西岐波みかんを使用した「初恋みかんカステラ」と、ときわ公園のおさるさんをイメージした「チョコバナナうっき〜」の2商品。地域資源やストーリー性を活かした商品づくりを通して、子どもたちの発想力や地域への愛着を形にする実践的な取り組みとなりました。
イベント参加者の“謎解きのおとも”として楽しんでいただけるよう、販売店での展開やPR発信も行い、地域・学校・店舗がつながるプロジェクトとして多くの反響をいただきました。
【販売協力店舗】
・小川蜜カス本舗
・Cake shop MITSUGI
【実施期間】
2026年4月25日〜5月31日
リアル謎解きゲーム『彫刻ヒーロー2』開催期間中に販売。